10月28日
2022年10月28日
本日は『なにがあった日』か。
岐阜県地震防災の日ですよね
(さっき知りました)
2005年に制定されましたが、
1891年(明治24年)に
岐阜県を震源とする濃尾地震が発生し
甚大被害をもたらしました
このお話は、また後日調べてきますね
でも今日はキューバ危機の最終日です
(知っている人は知っている日)
1962年に起こった歴史的事実
これは映画化にしても
ノンフィクションでも
脚本家が作り上げたかのような
緊迫感の連続が続く
キューバ危機13日間
今日は緊迫の中で核戦争には
至らなかったという記念すべき日です
目の前に迫る核戦争の危機
その歴史的背景と因縁
人間関係と情報開示
人を読みながらの駆け引き
それはそれは恐ろしくも
頭脳と個性と感情とか
言葉にせずとも理解でき
世論がどれだけ翻弄されたか
戦々恐々となった事件です
(録音や映像が衝撃的です)
この危機を回避した
当時の登場人物を見ても
どれだけ歴史に名を刻んでいる
人物かと・・・
アメリカでは大物スパイ扱いで
コードネーム『HERO』
そしてソ連では裏切り者の
ソ連軍の参謀本部情報総局の大佐の
オレグ・ウラジミロヴィチ・ペンコフシキー
結局彼は、キューバ危機の途中で
KGBに監視され続け、国に逮捕され
生きたたまま火刑にされてしまいます
彼の、祖国に対する思いと
祖国を裏切るきっかけとなった
父親の逮捕では?という
壮絶な苦労と苦悩は
語られたことはないでしょう
どちらにしても
ソ連とキューバとアメリカとトルコと沖縄で
起こった日本に無関係ではないこの事件
今まさに起ころうとしている世界情勢と
とても酷似しているのです
歴史に刻むどこか
地球が半分なかったかもしれないこの危機を
救った人たちもすごいですが
今、こういった方が思い浮かばない時代に
生まれて喜ぶべきかどうか・・・
そして、この先同じ危機になったときに
自分がどう行動するのか
常に頭の片隅に思っていないと
嫌だ、怖い、助けて、の言葉が
通用しない世の中を
私達戦後生まれは見ていないのです
他人事だから、キューバ危機を
語れるのかもしれない
そう思っています
キューバ危機で民衆の違いにも
恐ろしさを感じた私
このキューバ危機で戦争を目前にした
アメリカ人は物を買い漁り、溜め込み
キューバ人は軍のために自ら献血した
という話です
その頃の日本は
『東洋の魔女』という
女子バレーボールで回転レシーブを武器に
ソ連のチームと戦い優勝しています
私は申し訳ないですが
キューバ危機を知ってから
東洋の魔女=日本人は平和だったな
と思うようになってしまいました
キューバ戦争の時も
キューバとアメリカで起こった
カストロを冷遇したアメリカの大統領
ソ連とキューバの関係など
国と国の歴史的背景
ウクライナとロシアのこと
ミャンマーだって
他人事とは思えない
一言で『核戦争反対』というような
容易い話ではないのです
戦争の時に命を奪った指揮官
それを後悔していた当時の部下など
色々組み込まれた複雑な問題と駆け引き
今日はそんな複雑な問題を
相手の様子を見ながら
一瞬を見逃さずに解決した日です
この先、同じことが起こった時
人間性が一番出ますから
本でも映画でも
歴史的背景を知ることは
無駄にはならないと思う今日このごろです
戦争は誰しもが嫌です
でも戦わないといけないときができた時
逃げ続けるのも難しいでしょう
あー、今日も天気良くて幸せ
そう思いながら日常だけで
十分疲れる今日このごろです